息子のサッカー大会に行ってきました

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と思っている人の為の Webインテグレーター細川です。

先月、小学校1年生の息子のサッカー大会に行ってきました。


某市の「市大会」という公式戦がありまして、 全7チーム総当たりの予選大会でした。


ウチの息子は、格別「サッカーが好き」というわけではないのですが、 2歳のころからサッカーボールを蹴ること自体は大好きだったので、2歳のころから、ちょっと遠いところまでサッカースクールに通わせていました。


で、そこから数年、
小学校にサッカークラブがあるので、
小学校1年生になったのを機に、そちらのチームに入り直したのです。


2歳のころからサッカーに親しんでいるので、周りからは当然「経験者」として期待されていたのですが、
これがまた、気持ちが弱いというか、何というか、
試合ではからっきし活躍しないのです。


積極性がないというか、ぐいぐいボールに絡むことをしないんですね。


見ている親としては、2歳から何年もサッカーやってるのに、歯がゆくて仕方ないわけです。


なので、ついつい試合後に、
「あの場合は前に蹴るんだよ」とか、
「あの時なんで走らなかったの?」
なんてことを息子に言っていました。


選択肢の幅を持たせる


サッカーチームのコーチに教えていただいたのですが、
小学生のうちは
・プレーの選択肢の幅を持たせてあげる
ことが大事なんだそうです。


「〇〇の場合は前に蹴るんだよ」
なんていうふうに、1つの選択肢しか与えないと、試合において、類似したシーンで前に蹴ることしかしなくなってしまうそうです。


つまり、「考えて」プレーする機会を奪ってしまうことになるんですね。


試合において、「完全に同じシーン」というのはほぼないので、
その場その場で状況を把握して、複数の選択肢の中からベストの選択をする、
そういう訓練をしないと、サッカーの試合では活躍できないんですね。


小学校のサッカークラブで、そんなことを教わりました。


親として、耳が痛いというか、ついつい「1つの選択肢」だけを押し付けてしまっていたんだなと、 反省することしきりでした。


プレーに対して叱らない


もう1つ、小学校のサッカークラブで教わったことがあります。


「プレーに対して叱らない」

ということです。


試合を見ている親としては、

「なんでそこで体を入れないだ?」とか、

「なんでそこで走らないの?」

とか思ってしまうんですが、
そこはぐっと我慢して、見守ることが必要だと。


プレーに対していちいち指摘してしまうと、
小学校低学年ぐらいではどんどんやる気を失くしてしまうんだそうです。


とにかく見守る。


なかなか難しいですよね。


日本代表、中村憲剛選手は本の中で、

「サッカーのプレーで親に叱られたことはなかった。
だけど、試合に負けても悔しがっていなかったら、

それは繰り返ししつこく叱られた。

それが今の自分につながっている」
というようなことを書いていらっしゃいました。


息子が通っている小学校のサッカークラブを通じてでしたが、

・選択肢の幅を持たせて考えさせる

・叱るポイントを見定める


こういった考え方は、ビジネスにおけるマネジメントにも通じるし、

僕が傾倒している「コーチング」の考え方と同じなんだな、

ということを改めて感じた次第です。 

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